時が流れるのは早いもので、もう12月である。あと今年も残りわずか。
今年は3月にあの大震災があってからは何もかもが何か暗いベールか靄のようなものでつつまれたようで、不安や恐怖、絶望などさまざまな感情が日本を覆った。建物や道路、橋などの人工物を飲み込むあの大津波を見たのだ、さもあろう。私もあの時はテレビの前で立ち尽くしていた。現実なのか、ユメなのか。
しかし、被災地の人々は確実に前を向き立ち上がろうとしているし、生活の環境も徐々にではあるが整えられ始めている。この大地震で力を発揮したのは機械や報道の力ではなく、人と人のつながりだった。東京では交通の大混乱が起きたが、駅に待機する人もきちんと道を開け、人が通れる通路を確保して座っていた。震源近くの東北では避難の際に近所同士で声を掛け合い、お年寄りのいる家の様子を伺いに行く人も見られた。こうした人と人のつながり、とりわけ、地域コミュニティの結びつきは今回の大震災のような非常時に力を発揮する。
阪神淡路大震災の時もそうだった。神戸市は早くから地域主体のまちづくりを推進してきたが、真野地区では人々が声を掛け合い、迅速に非難が出来たという。まちづくりで培われた地域コミュニティがしっかりしていたおかげで、復興計画もスムーズに進んだ。 来年以降、被災地東北の復興の鍵を握るのは主張の手腕でも総理の政治決断でもない。地域コミュニティ、被災地の人々のつながりにあると思う。
さて、残りわずかとなった2011年。何か遣り残したことはないか。今年中に片付けるべきものはないか考えながら結ぼうか。
posted by 赤毛のケリー at 10:45|
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